口の中にいる嫌気性(酸素を嫌う)細菌は、新陳代謝ではがれた粘膜上皮、血球成分、死んだ細菌などのたんぱく質成分を分解して、揮発性硫黄化合物(VSC)をつくります。
VSCは硫黄ガスの総称で、主に硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの3種類のガスからなります。
VSCは特有のにおいがありますが、口臭はこれらのガスが混合したものなので、非常に不快なにおいとなります。
※参考文献: 8020推進財団「歯とお口の健康小冊子」
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カテゴリー:★【歯の知恵袋】, ★【歯周病】, ・口臭 日時:2010年10月5日